2017
15
Sep

エチオピア

旅史上最悪の移動。パトカーで大暴走。

 

 

前回の続き。
スリ族の撮影を終えて、チェキも贈れて満足な今日!! 撮影も昼に終えたので、
「このまま今日ディマに戻れる?」って聞いたら、今日はもうこの村を出れないんだとか。


 

 

スリ族の村キビシからディマに戻るには不定期でトラックが出ていて、それに乗るしかないらしい。
スリ族や地元の人は町へ行くためにそのトラックの荷台にしがみついて大勢で移動するんだとか。





雨だし、やることもなかったからこの日は昼から爆睡。
キビシに来てから3日間、ビスケットと水しか飲んでないし、Wi-Fiがなくなって5日目。そろそろ生存報告もしないと。
明日こそは…!!!!そして翌日…
雨…。
朝から滝のような大雨。地元の人に聞いたら雨が降っていて危険なので今日もトラックは出ないとのこと。
まじかああぁああぁ………。

 

 

早朝に起きてやることもないので、キビシ4日目はビスケット食べながらスマホ内にあったスラムダンクを31卷まで読破。スリ族の村で何してんだ僕…。

 

 

 

キビシ5日目。
朝起きて、外に出ると青空が…!!!!
晴れたぞおおぉおおおおぉお!!!!!!!!!!
これで、やっとトラックが動く!!やっとこの村を出れる!!!!

 

 

 

地元の人に何時にトラックが出るか聞いてみる。
地元の人「今日は道が悪いからトラックは出ないよ。」


僕「え…でも、雨降ってないし!行けるでしょ!え、行けないの!?」


地元の人「雨が降ってなくても、道がドロドロで危険だからバスは出ないんだ。今は雨季で毎日雨が降るから、次いつトラックが出れるかもわからない。」


僕「そっかあ…(^ν^)」

 

 

 

………終わった。
久々の大ピンチ。ビスケットは残り少ないし、モバイルバッテリーの電気ももうない。
お金も手持ちが500円ほど。なんとか早くこの村を出ないと…。

 

 

 

 

そんな時、ひとりの男が話しかけてきた。
覚醒作用のある葉っぱ”チャート”と食べてる彼の名は、ゾラ。ゾラ「おい、お前この村を出てディマに行きたいらしいな。」


僕「そうなんだ。早く出たいんだけどトラックが出なくて困ってる…」


ゾラ「良いこと教えてやるよ。明日の朝5時にパトカーがこの村からディマの次の町ミザンテフェリへ向かう。俺が警察と交渉すればお前はパトカーに乗ってこの村を出ることができる。」


僕「まじか!!?!?交渉してくれ!なんとしてもこの村を出たい( ;∀;)!!!!」


ゾラ「交渉してやるよ。ただ条件がある。パトカーに乗るには1000ブル(4700円)必要だ。そして、俺に交渉代を500ブル(2350円)だ。」





僕「ちょっと考えさせてくれ…
(高えわボケエエェエエェエエ(゚д゚)!!!!!!!!!!!!)」

 

 

ゾラ「でも、これを逃したらいつこの村を出れるかわからんぞ?どうする…?」


僕(完全に足元見てやがる…。でも、これ以外にこの村を出る手はない。ちくしょー…)僕はしぶしぶオッケーをした。
お金は手元にないのでミザンテフィリに着いたらATMから引き落として渡すことを約束。
チャート(覚醒作用のある葉)も食べさせられたけど、葉っぱの味しかしなくて全然美味しくなかった…。

 

 

 


そして翌日。キビシ6日目。
朝5時に起きて、パッキングを済まして宿の外に出るとパトカーと言う名の軽トラが止まってた。 荷台に上がって、パトカー(軽トラ)にしがみつく僕。
「自分の身は自分で守れよ!」と言われ、曇りで月明かりもない真っ暗の山道の悪路を猛スピードで飛ばすパトカー。

 

 



めっちゃ怖い。
眠気なんて吹っ飛んだ。意識をしっかり保ってしがみついてないと振り落とされる!!!!
寒いし、怖いし、道が凸凹で何度も体が浮いた。死ぬ!!!!!!!!

 

 



1時間ほど走ると、空が明るくなってきた。
スピードが少し弱まった瞬間にシャッターを切るけど、ぶれぶれ。設定をする隙さえなかった…。 乗客は…5割警察、4割スリ族、1割日本人(僕)
牛の大群を越えて、川を越えて、猛スピードで悪路を突き進んでいく。

 

 

 

ディマに到着して、僕は宿に預けてたメインバッグを受け取りに宿へ。
バッグと一緒に戻ると、休む間も無く再出発。 途中、小雨が降ってきた。
雨は弱いはずなのに、パトカーのスピードが速すぎて雨粒が痛い。ビンタされてるみたい…!!!!
とても前を向いてられなかった。

 

 



雨や寒さに耐えながらやっとのことで目的の町ミザンテフェリへ。
行きはバスとバイクで8時間かけて来た道のりを、このパトカーは4時間で走りきった。
朝の5時からずっと踏ん張ってたので、僕はもうくったくた。

 

 

とりあえずATMへ行って約束のお金1500ブル(7000円)を払った。
(この時知ったけど、現地人は無料だった。僕は7000円払って死にそうなドライブを…)

 

 


その後は水を買う隙もないまま、次の町ボンガを目指すミニバンへ詰め込まれた。
このミニバンが満員になる前、僕が後ろの席に座っているとひとりの少年が窓越しに話しかけてきた。
少年「なあ、タバコくれよ!タバコ!!」


僕「あぁ、ごめん。吸わないから持ってないんだよ。」


少年「はぁ!?タバコくれって言ってんだよ!くれよ!!!!」


僕「いやだから、吸わないから持ってないんよ。」


少年「チッ。じゃあ金よこせよ!金!!ブルよこせ!!!!!」


僕「えー………。君にあげるお金はないかなあ…。」


少年「ざけんな!ファックユー!!!!!!!!!」


少年はそのまま、ファックユーを連呼。
僕が無視していると、窓を開けて唾を何度もめちゃくちゃ飛ばしてきた。

 

 

 

 

…さすがにタチが悪い。無視するにも限界がある。
僕が怒鳴ると、少年はそのままどっかへ走って行った。

 

 

 

 

と、思ったのも束の間。
少年は角材を持ってきて、ファックユーと言いながら、車の周りをウロウロしはじめた。
こいつ………暇なのか。その数分後にミニバンは満席に。
このバスターミナルを出るまで、少年は僕の近くの窓をガンガン叩いたり、何か叫んでた。
今日、散々だなおい!!!!!笑

 

 



2時間ほどミニバスが走って、ボンガに到着。
水を買いに行こうとしたけど、おっちゃんが僕のメインバッグを勝手に持ち出し、次に乗るバスまで持って行ったので次のバスに乗ることに。
そしておっちゃんが一言、
「マネー。」
いや、「僕が持つよ!」って言ったのに、おっちゃん勝手に持ってったんじゃん!!
それでも、周りの人は「彼は働いた!お金を払うべきだ!!」と。
僕は仕方なしにお金を払って、さらにボンガからジンマまで2時間バス移動。

 

 

 

 


ジンマに到着した頃には15:30。
朝5:00から出発して、ここまで水一滴も飲めてないし、肉体的にも精神的にもくったくただった。 とりあえず、そこら辺のレストランへ入って水を頼んだ。
こんなに美味しい水があるのかってくらい美味しくて、グビグビ飲んだ。

 

 

 

やっと、やっとスリ族の村キビシを脱出してここまで来れた…。
宿のスタッフに「顔色悪いけど、大丈夫?」って心配された。その時の僕がこちら。
いろいろありすぎて、完全に疲弊しきってる…。笑

 

今日1日を通して、思ったことはひとつ。
もう、エチオピア出たい!!!!!
こんな国とっとと出てやる!!うおおぉおおおぉおおお( ;∀;)!!!!!!!!!!!!


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